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冷え性

交感神経が働きすぎている
交感神経は脳への血流は増やしますが、皮膚表面への血流量を減らします。このような交感神経の興奮が続いていると、副交感神経への切り替えのタイミングが合わなくなり、外気温に拘わらず体表温度が低くなったままとなってしまいます。カイロプラクティック治療では、自律神経のバランスを整えますので、このような症状には高い効果が期待できます。

血管が途中で狭くなっている
血液が末梢部に届くまでに何らかの障害があり、供給される血液量が低下すると冷えを感じます。血管壁の内腔が狭小化した場合はカイロプラクティック治療の適応外となりますが、正常な筋・骨・靭帯などの組織により後天的に狭窄されている場合は、その組織が正しい位置に戻り、更にその位置で力学的バランスを保てるように、周辺組織の強化や柔軟性の向上を含めたアプローチを行います。

血液成分の不均衡
血液中のタンパク質の量が低下すると、末梢での栄養補給と水分の回収ができなくなり、手足に冷えを感じます。冷えとともに浮腫も出ることが多いようです。特に女性は血液中のタンパク質の量が元来少ないため、この原因によって冷えを感じる方が多くなります。過剰なダイエットをしている人は別ですが、タンパク質の摂取量を増やしても、血中成分の物質比率が大きく急激に改善することは多くありません。カイロプラクティック治療では、性差を考慮して血液成分の改善ではなく、自律神経バランスや筋肉のポンプ作用によって、効率的に環流されるようにしていきます。

筋肉の働きが低下している
末梢血は筋肉の収縮によってポンプのように心臓へ環流されます。特に下肢の筋肉の働きが低下していると、末梢に血液が貯留してしまい、新鮮で温かい動脈血の供給を妨げ、体表温や深部温の低下を招きます。このような状態は冷え性だけに留まらず、血栓による循環器障害を引き起こす危険性があるため、早急な運動指導を受ける必要があります。カイロプラクティック治療では、指導だけでなく下肢の筋肉を使わない要因を、姿勢分析や歩行分析などで静的・動的の両側面から評価し、筋活動が効率的に行える身体バランスを取り戻せるように、脊柱への刺激から四肢へのアプローチまで含めて、全身を対象とした治療を行います。