倦怠感

背中の筋肉の慢性的な緊張
背部にある脊柱起立筋は、代表的な赤筋で酸素を消費しながら長時間にわたって力を発揮することが出来ますが、脊柱を主とする力学的バランスの崩れにより、筋の代謝能を超える負荷が慢性的にかかっていると、老廃物の蓄積が進んでしまいます。脊柱起立筋は小さい筋肉の集合体で、背骨の安定性を複数の筋肉で負担しあっています。そのため1つの筋肉が力を発揮し辛くなっても、他の筋肉によってカバーされるため、限局した痛みを感じることは少ないようです。しかし相互補助の限界点を超えると、痛みとして認識されるようになります。その時点ではかなり筋の疲弊が進んだ状態です。人によっては脊柱起立筋の疲弊を痛みとしてではなく、倦怠感として感じる方も多いようです。カイロプラクティック治療では、筋への酸素・栄養補給だけでは同様の症状をもたらすため、力学的破綻をもたらした脊柱配列をチェックしながら、原因となった脊柱分節へのバランスを整える刺激を加えます。このような脊柱起立筋に負荷をかける力学的バランスの崩れは、症状が出る前に定期的にカイロプラクティック治療を行う必要があります。

血液成分の不均衡
赤血球量が少なくなると酸素運搬能が低下し、全身が酸欠状態となり強い倦怠感を感じます。その他にも甲状腺ホルモン・インスリン量の低下などの内分泌系に問題が起こった際にも倦怠感を感じます。このような原因での倦怠感はカイロプラクティック治療の適応外となります。医療機関での検査・診断を受け、器質的な変性によるものではなく、一時的な心身バランスの崩れによるものであると判断された場合は、カイロプラクティック治療により、自律神経バランスを整えると共に、当該臓器への反射ポイントへの刺激により、正常な恒常性を持つ体にシフトさせていきます。

代謝物を体外に捨てる機能が低下している
腎臓機能が低下すると、老廃物が体内に蓄積されるようになり、倦怠感を感じるようになります。腎臓の機能低下は他の疾患から引き起こされる事もあるため、医療機関での検査・診断を受けることをお勧めします。腎臓の疾患を腰痛として感じることもあるため、国際基準のカイロプラクティック教育を受けたカイロプラクターは、腰痛を訴えて来院した患者さんに対しては、必ず鑑別検査を行い、重度の腎臓疾患では無いことを確認したうえでカイロプラクティック治療を行います。

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